みなさん、おはようございます。


昨日は、魂が揺さぶられた一日でした。

みなさん、それぞれに感じられたことを、いつまでも、心にとどめておくことができたら、彼女も少しは救われるのではないでしょうか。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


それにしても、メディアの報道は異常なまでの過熱ぶりでした。

もう少し、ご家族、ご遺族、関係者の気持ちに十分に配慮していただきたかった。

午後の記者会見だけ、車中で拝見しました。

一語一語、十分すぎるほど、伝わってきました。

医療従事者もコメンテーターとして多数出演されておられたけど、安易なコメントがそれほど見られなかったので、それはよかった。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


今後、僕が懸念するのは、

ウソばかりの「健康本」や「エセ医学」、医療情報がますます氾濫するだろうこと

そして、

患者の弱みに付け込む「高額癌ビジネス」が一気呵成に暗躍すること

です。

特に、がん治療に関わる医療人の共通の敵である、悪名高いあの医師や、
末期患者さんからお金をむさぼるだけの「免疫治療」論者は、

抗がん剤や放射線治療などのがん治療を批判することしかしない。
その対案は、エビデンスが欠落した治療なので効くはずもない。
最悪なのは放置療法。
完治するはずがないのはその医師自身が最もわかっている。
亡くなっても遺族から責められることはない。
その責任をがん治療医に転嫁しておけば、お咎めがくることはない。


これまでも、これからも、

がん医療は、病気そのものだけでなく、そういった悪徳医療ビジネスという厄介な「敵」とも戦い続けなくてはなりません。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


彼女は、医療界にもいろんなメッセージを残してくれました。


乳がん検診についても。

抗がん剤治療についても。

終末期在宅医療についても。


僕自身、現在はがん治療に関わってはいませんが、まっとうな医療人として頑張っていきたい。



小林麻央さんのご冥福をお祈りいたします。





宝塚ヒルズクリニック